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「夢をかなえるゾウ」を読んでみた!【感想・レビュー】

書籍

こんにちは!モカです。

あなたは、自分の将来に漠然とした不安を抱えてはいませんか?

今の仕事をこのまま続けていっていいのだろうか。。。

このまま結婚して、子どもを産んで、そんな将来で私は本当に満足なのかな?

仕事に対する不満や、将来への不安など。社会人になると色々な問題が出てきます。

「私はこのままでいいのだろうか。。。いや、変わりたい!」

そんな風に思うあなたにおススメなのがこちらの本。

水野敬也さん著作の『夢をかなえるゾウ』を今回はご紹介していきたいと思います!

 

 

「夢をかなえるゾウ」とは

2007年に刊行され、200万部を突破しベストセラーとなった本書。ドラマやアニメ化もされました。

10年以上も前に発売されたこの本は、今でも多くの人に読まれています。

自己啓発本はたくさんありますが、本の通りに行動を起こし成功者となった人はほとんどいないでしょう。

現に私もそのひとりなのですが(笑)

しかしこの本は、「なぜ人は変わりたいのに行動できないのか」という問いにひとつの答えを出してくれる本なのです。

あらすじ

ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁で話す、とてつもなくうさん臭い神様”ガネーシャ”。聞けば、ナポレオン、孔子、ニュートン、最近ではビル・ゲイツまで、歴史上のキーパーソンは自分が導いたという……。しかし、その教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。こんなんで僕は成功できるの!?

引用:水野敬也「夢をかなえるゾウ」

ごく平凡なサラリーマンである主人公。インド旅行で買ったゾウの神様像「ガネーシャ」に向かって、金持ちになりたい、有名になりたいと酔いまかせに懇願し、眠りに落ちていくのですが…。

次の日、なんと本物の「ガネーシャ」が目の前に現れます。

ガネーシャは主人公と契約をして、成功するための課題を与えるのですが、これがどれも簡単なことばかりなのです。

「これで本当に人生変わるのだろうか?」と思いながらも、主人公はガネーシャの課題をこなしていきます。

最後までガネーシャの課題をこなした主人公は、はたしてどんな人物になっているのか?

成功するための秘訣とは、なんなのでしょうか?

ガネーシャの課題

この本では、ガネーシャが主人公に1日でできる課題を与えます。

その課題はどれも意外と簡単なものばかり。

今回はいくつかの課題と、ガネーシャのありがたいお言葉?をご紹介したいと思います!

※ネタバレになりますので、ご注意くださいね!

 

靴をみがく

「ええか?自分が会社行く時も、営業で外回りする時も、カラオケ行ってバカ騒ぎしてる時も、靴はずっと気張って支えてくれとんのや。そういう自分支えてくれるもん大事にできんやつが成功するか、アホ!」

メジャーリーグで活躍していたあのイチロー選手も、他の選手が帰ってもずっと自分のグローブを磨いていたそうです。

自分の大事な商売道具を粗末に扱うことは考えられない。仕事に対するまっすぐな姿勢が、彼を一流に導いていたんですね。

靴だけでなく、あなたが毎日使っている“商売道具”を大切に扱うことで、仕事に対する姿勢も変わっていきます。

現に私も、今まで適当にアイロンがけしていた会社の制服をいつもより丁寧にすることで、心がシャキッとして何だか「デキル女」になったような気になりました(笑)

そんな気持ちを持つことも、仕事へのモチベーションに繋がるんですよね。

 

一日何かをやめてみる

「(時間が)ぱんぱんに入った器から何かを外に出すんや。そしたら空いた場所に新しい何かが入ってくる。それは、勝手に入ってくるもんなんや。たとえば、自分の周りで会社辞めたやつも、意外としぶとう生きてるやろ。それは、会社辞めることで空いた器に何か新しい仕事が入ってきとるからやねん」

何か新しいことを始めようと思ったら、今のあなたの生活の中でやめても支障がないことを探してみましょう。

例えば、食後はすぐにスマホで動画を見たりゲームをしたり、だらだらとテレビを見たりする方も多いのではないでしょうか?

私はブログを始めた時から、「テレビを見る」ことをやめました。

というのも一日ずっと見ないというわけではなく、朝のニュースと好きなバラエティ番組以外は見ない、と決めたんです。

テレビを見ないことに慣れてくると、自然とパソコンを開いてブログを書いたり、読書する時間も増えました。

「何かをやめて時間を作る」ことを意識してみましょう。

 

応募する

「世の中に、どんだけぎょうさんの仕事がある思てんねん。しかも、その才能を判断する人、どんだけおる思てんねん。確かに、なかなか自分の才能は見出されんかもしれへん。けどな、それでも可能性を感じるところにどんどん応募したらええねん。そこでもし才能認められたら、人生なんてあっちゅう間に変わってまうで」

これは私が経験して感じたことですが、「応募する」ことは、行動したいけどなかなか踏み出せない人が、無理やりにでも自分を動かす良いきっかけになると思うのです。

私はブログを始めたことにより、文章力を高めるためライター講座を受講しました。

そしてその繋がりでwebで記事を執筆させてもらう機会を得ることができました。

初心者の私がこんな機会をもらえたのは、自分で「やりたいです!」と声をあげることができたからなんです。

初めて挑戦することって不安だし恐れがつきまといますよね。でも「応募」してしまったらもう後はやるしかない。

あれこれ考えてしまう前に応募してしまいましょう!

「覚悟を決めてからやろう」では、いつまで経っても覚悟なんかできないんですよね。

自分の持ってる才能を見出すためには「応募する」ことが大切で、その行動こそがあなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません。

まとめ ガネーシャの本当の願い

正直言ってこの本には、目新しさはありません。

なぜなら、ガネーシャの課題は、先人の成功者たちが伝え残してきた言葉だからです。

でも多くの人が変わることが出来ない理由。それは「結局行動しない」から。

あなたが変わるには、あなたの決断とあなたの行動が必要なのです。

 

ただガネーシャは最後に、こんな言葉を残していきます。

「成功だけが人生やないし、理想の自分あきらめるのも人生やない。ぎょうさん笑うて、バカみたいに泣いて、死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、世界を閉じたくなるようなつらい日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らが味わえるために、この世界創ったんやからな」

これは私の解釈なのですが、

成功してお金持ちになるのも、今の生活を続けるのも、あなたが今幸せだと思えているのであれば結局はどちらでも良いのです。

ガネーシャはどんな形であれ、「人生を思いきり楽しんでほしい」と願っているのではないでしょうか。

本を読んでいる最中はガネーシャの自由奔放ぶりにイライラしましたが、読み終わってみると寂しくなった自分がいました。

自己啓発本ではありますが、物語に引き込まれて最後はちょっと涙してしまうほど素敵な本でした。

ぜひ、皆さんも読んでみて下さい♪

 

以上、モカでした。

良ければ投票お願いします☆

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